※こちらの記事は2025年11月にYahoo!ニュースエキスパートに掲載されたものです。
こんにちは!
房総生まれ房総育ちの地域ライターendang(えんだん)です。
今回ご紹介するのは、久留里交差点のすぐ目の前に佇む『コトノ珈琲』。久留里街道を車で通るたびに「ここなんだろう?」と目を奪われていたお店。ついに、念願かなって足を運ぶことができました!
歴史を感じる店構えも魅力ですが、扉を開けた瞬間、昭和時代にタイムスリップしたかのような感覚に。どこか懐かしくあたたかい落ち着きと心地よさに、思わずうっとりしてしまいました。
旅館を再利用した温かみのある建物

古い建物が建ち並ぶ久留里街道の中でも、一際存在感を放つこちらの建物。

『コトノ珈琲』は、かつて「割烹旅館 大島屋」として人々を迎えていた建物を再利用してオープンしたお店です。
入口のガラス戸には、その名残を感じる「大島屋」の文字がうっすらと残り、扉を開ける前からノスタルジーが漂います。

中に入ってみると、当時の趣をそのまま生かした空間が広がります。
座席はもともとお座敷だった場所。
土間で履き物を脱いで上がるという動作にも、旅館らしい名残を感じます。

レトロな室内にモダンなテーブル席がしっくりとなじみ、温かな灯りが空間をやさしく照らします。
実は訪れたのは、初夏の蒸し暑い日でした。
「エアコンはない」と聞いていたので、少し身構えて入店したのですが、店内は不思議と日本家屋ならではのひんやりとした空気に包まれていました。

飾られているインテリアも、どこか懐かしさを感じるものばかり。
すべてが主張しすぎず、そっと空間になじみ、どこを切り取っても絵になる落ち着いた雰囲気が印象的です。
コーヒーはもちろん、ランチやスイーツも楽しめる

『コトノ珈琲』は、木更津市畑沢南やJR木更津東口に店舗を構える「MIFUNEYAMA COFFEE(三船山珈琲)」が手がけるお店。
系列店と同じく、好みの豆を選んでドリップしてもらえるのが嬉しいポイント。
ほかにも想像以上に豊富なドリンクメニューが並び、どれにしようか迷ってしまうほどです。
ランチメニューも充実していますが、今回は食後に立ち寄ったので、コーヒーとスイーツをいただくことに。

私がいただいたのは、レアチーズタルト(600円)。
タルト生地がしっかりと厚みがあり、まるで2種類のケーキを一度に味わっているような満足感があります。
生地にはブルーベリーが練り込まれていて、爽やかな酸味がアクセントになっているのもポイント。
合わせたのは、水出しコーヒー(450円)。
すっきりとした苦みが心地よく、甘いタルトとの相性もぴったり。
蒸し暑い季節に嬉しい、キリッとした後味でした。
友人が選んだ「酒粕のバスク(560円)」は、「名水の里」として知られる久留里にある藤平酒造の酒粕を使用したもの。
一口味見させてもらいましたが、口に入れた瞬間、酒粕の香りがふわっ。
クリームチーズの酸味と酒粕の相性が絶妙な、大人な味わいでした。
久留里をぶらり──散策の途中に立ち寄りたいお店

久留里交差点のすぐそばにある『コトノ珈琲』は、歴史ある旅館を生かした、ちょっとノスタルジックなカフェ。
どこか懐かしい空間で、本格的なコーヒーはもちろん、久留里ならではの食材を使ったスイーツも楽しめるのが魅力です。
「名水の里」久留里には、昔ながらの町並みの中に素敵なカフェや酒造が点在しています。ぶらりと散策しながら、気になるお店を見つけるのも楽しいエリア。

『コトノ珈琲』そんなまち歩きの途中に、ふらっと立ち寄ってひと休みするのにぴったりなお店です。
ゆるっと過ごせる空間と、おいしい一杯が迎えてくれます。
久留里さんぽの休憩に、ぜひ訪れてみてくださいね。



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