※こちらの記事は2025年4月にYahoo!ニュースエキスパートで掲載されたものです。
こんにちは!
房総生まれ房総育ちの地域ライターendang(えんだん)です。
今回ご紹介するのは、君津市の小糸地区にある人気の喫茶店『コイトコーヒー』。
口コミ評価も高く、実際に訪れた友人からも「とにかく雰囲気がいい」「料理が美味しい」と評判を聞いていたので、これは行かねば…!と、その魅力を確かめに足を運んできました。
現地に到着してまず驚いたのが、平日なのに満席だったこと。さらに、帰っていくお客さんがみんな笑顔なのがとても印象的でした。
田んぼの中のオアシス「コイトコーヒー」

『コイトコーヒー』は、君津市中島の「鈴木病院」の正面玄関前に位置しています。
JR君津駅から車で約20分、自然が豊かでのんびりとした雰囲気のエリアです。

テラス席に出てみると、目の前に広がるのは一面の田んぼ。まさに“田んぼビュー”という言葉がぴったりな、のどかなロケーションです。
そんな自然に囲まれた静かな場所にあるにもかかわらず、『コイトコーヒー』には平日でも次々とお客さんがやってきます。
年齢層もさまざまで、地元の常連さんから小さなお子さん連れのファミリーまで、その幅広さにもびっくり。まさに「地域に愛される喫茶店」という印象でした。
初めてでもほっとする、温かな接客

個人経営の喫茶店って、初めてだとちょっと緊張することもありますよね。
「常連さんばかりだったらどうしよう…」なんて不安も、正直少しありました。
でも、『コイトコーヒー』ではそんな心配はまったく無用。
にこやかで明るいスタッフさんたちが、自然体で迎えてくれて、すっと緊張がほぐれました。
「はじめまして」の空気を感じさせない、あたたかな雰囲気に包まれて、気づけば居心地の良さにほっとひと息。
やさしさが詰まったメニューと驚きの価格設定

そのやさしさは、お店の空気やメニューからもじんわり伝わってきます。
メニューは、思わずじっくり読み込んでしまうほど、ほっこりするイラストとやさしい言葉が並んでいますが、注目すべきはその内容です!
品数の多さにまず驚き、さらにお値段を見てびっくり!!

中でも目を引いたのが、特別メニュー「コイトスペシャル」に書かれていたサービスの数々。
- 未就学児・90歳以上の方:食事無料
- 高校生以下:カレーライス100円
- 毎月第4金曜日:誰でもカレーライス100円
…ちょっと信じられないような、やさしさの詰まった価格設定。
物価高騰が続く今、どうしてここまでのサービスができるのでしょうか?
来てくれるお客さんへの恩返し

気になってお話を伺ったのは、『コイトコーヒー』のマスター・むっちゃんこと、大野睦(おおのむつみ)さん。
実はこの方、喫茶店のマスターであると同時に、真言宗智山派瑠璃山長福寺の住職という、ちょっと珍しい経歴の持ち主なんです。
「喫茶店を開こうと思ったきっかけは、もともと喫茶店が好きだったから。でも、この辺りにはいわゆる喫茶店がなかったので、自分で開こうと思いました」と、大野さん。
「無料サービスや100円カレーなど、この価格で大丈夫なのでしょうか?」と尋ねると、「地域やお客さんへの恩返しだと思ってやっています。子育てや介護をしている方を応援したいという気持ちもあります。値段を気にせず、たくさん食べてほしいですね!」

なるほど…!
大野さんのその気持ちは、お店の至る所にあらわれています。
たとえば、入口の扉はベビーカーや車椅子でも入りやすいよう、広々としていて自動ドアになっています。

また、メニュー表に載っていなくて食べたいものがあればリクエストもOK!材料さえあれば、なんでも作ってくれます。
実際に、私が訪れた際にいたお子さんは、メニュー表にないポテトを嬉しそうに食べていましたよ!
この値段でこのボリューム…!?大満足ランチ

気になるメニューが多い中、私が注文したのは、一番人気だというナポリタンとオムライスの組み合わせ「ナポリタンコンビプレート」。
内容はナポリタンやお食事メニューから好きな2品を選ぶことができます。
運ばれてきた瞬間「え、これってそれぞれ一人前じゃない?」と思うほどのボリューム!お値段はこれで800円(税込)です。
ファンの多いナポリタンは、濃厚だけど優しい昔ながらの味。ふわふわたまごのオムライスも見た目の割に軽い口当たりで、ぺろりと完食してしまいました。

そして、一緒に行った友人が選んだのが、こちらの「チキンライス」。大きなチキンがど〜んとのっていることにもびっくりですが、下のご飯も「1合分くらいあるのでは?」というほどの量です!これはなんと700円(税込)!!
お肉は見た目以上に柔らかくて、フォークで持ち上げられないほどホロホロ…!
こちらも、なんだか懐かしいほっとする優しい味でした。

マスターやスタッフさんたちが協力しながら作っているというデザートは日替わり。いつどんなメニューが登場するのかも楽しみの一つです。
本格的なコーヒーも300円というやさしいお値段で味わえます。
地域に根ざした“もうひとつの居場所”

お客さんが帰る際は、厨房から出てきて一言かけるマスター。そして「また来るね」と言って笑顔で帰っていくお客さん。
そんな様子を見ていて感じたのは、『コイトコーヒー』はただ食事を楽しむ場所というだけでなく、心地よい“居場所”のような存在だということ。
常連さんがふらっと立ち寄っておしゃべりしたり、お子さん連れのお母さんがほっと一息ついていたり、年配のお客さんがスタッフと笑い合っていたり…。
初めて来た私たちも、温かい雰囲気の中でリラックスして過ごすことができました。
値段を気にせず、たっぷり食べておしゃべりして、のんびり過ごせる場所。
だからこそ、『コイトコーヒー』にはいつでも笑顔があふれているのかもしれません。



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