※こちらの記事は2025年7月にYahoo!ニュースエキスパートに掲載されたものです。
こんにちは!
房総生まれ房総育ちの地域ライターendang(えんだん)です。
今回は、木更津市矢那にある「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」が2025年7月からスタートする、ファームツアー付きのスペシャルランチ体験「Gastronomic Journey ― 畑からはじまるひと皿」をご紹介します。
一足お先に取材させていただいたのですが、そこには「農」と「食」と「自然」がぎゅっと詰まった、心ほどける体験が待っていました。
まずは「自然の循環」を肌で感じるツアーに出発

KURKKU FIELDSで人気を集めてきたファームツアー。今までは、宿泊者限定の特別な体験でした。
畑に出て、食材にふれて、命の営みを体感する。
そんな豊かな時間を、もっと多くの人に届けたいという思いから、2025年7月5日(土)より、土日祝日限定で日帰りでも体験できる形で新たにスタート。
ツアーでは、スタッフと一緒に広大な敷地をめぐりながら、その日いただくランチに使われる食材がどんなふうに育っているのかを実際に見て、感じていきます。
季節や天候によって訪れる畑は変わるため、毎回違った発見ができるのも魅力のひとつです。

この日はまず、場内のオーガニックファームへ。
年間約50種類の野菜を有機栽培で育てている畑は、次世代にも引き継がれる土づくりを目指しているそう。
広大な畑は、都市部のスーパーに出荷する野菜のエリアと、子どもたちが農業体験できるエリアに分かれているとのことでした。

続いて訪れたのは、小麦畑。
KURKKU FIELDSで食べられるパンやピザ、パスタに使われる小麦を育てていて、ここも珍しい見どころのひとつです。
「地元産だけにこだわらず、料理に合わせて海外産小麦も取り入れる」といったお話も印象的でした。
地産地消に無理にこだわらず、料理に合うものを選ぶ。その柔軟な感覚が、持続可能な農業につながっているのだと感じました。

さらに、レストラン用の野菜を育てているキッチンガーデンや、排水を利用したビオトープなどもめぐります。

畑の周りには、食べられる花や実をつける植物もちらほら。スタッフさんの説明はわかりやすく、聞いていて楽しい内容ばかりです。

場内で飼育されている水牛やヤギ、鶏からは、ミルクや卵などが食材として使われています。
そしてその副産物であるフンも、発酵させて堆肥として土に還す仕組みに。
生ゴミや雑草もコンポストで再利用しているとのことで、KURKKU FIELDSが目指す「自然の循環」をリアルに体感することができました。
畑のど真ん中で「最初のひと皿」を味わうサプライズ

場内をぐるっと巡って一息ついた頃、突然目の前にあらわれたのは、畑の中の小さな屋台。
実はここ、エディブルガーデンで、今回のランチコースの「最初のひと皿」を味わうという、ちょっとしたサプライズが用意されていました。

まずは、柊の花のシロップ入りハーブティーでほっとひと息。
口に含むと、その優しい甘さと香りに驚き。これまでのハーブティーの印象がくつがえるような美味しさでした。

次に登場したのは、全粒粉とライ麦のパンに、水牛のミルクで作ったリコッタと農場で採れたミニトマトをのせたオープンサンド。
その場で仕上げてくれるという贅沢さもたまりません。
仕上げには、自分で選んだエディブルフラワーやハーブをトッピング。色や香りを楽しみながら、自分だけの「MINIATURE EDIBLE GARDEN(小さなエディブルガーデン)」を完成させます。

花やハーブに癒されながら、自然に囲まれて食べるひと皿は、まさに五感で味わう特別な体験。
人それぞれの個性があらわれるのも面白くて、食べる前から心が弾む、印象的な時間になりました。
(※料理やドリンクの内容は、季節に応じて変更になります。)
ツアー後は、レストラン「perus」へ

畑での体験を終えたら、そのまま敷地内のレストラン「perus(ペルース)」へ。ここで、ランチコースの続きをいただきます。

「perus」は、フィンランド語で「素=ベース・基本」という意味。その名前のとおり、素材そのものの力を引き出すことを大切にしている、自然と調和した特別なレストランです。

畑で実際に見た食材が、シェフの手によってどんな料理に仕上がるのか…。そんな「つながり」を感じながら味わうことで、一皿一皿の意味がより深く、そしてより美味しく感じられます。

メニューはシェフがその日ごとに畑に足を運び、旬の食材を選んで組み立てるため、どんな料理と出会えるかは、まさに自然次第。

私が訪れた日は、地元漁港で水揚げされた魚を使ったメインに、自家製モッツァレッラのカプレーゼ、ベジブロスの出汁が香るミネストローネなど、房総の自然とKURKKU FIELDSの“循環”を感じられるメニューでした。
畑で感じた「自然」と「命の営み」が、料理として目の前に届く。そんな体験ができるのも、このツアーならではの魅力です。
ただの“食事”じゃない。“体験するランチ”という新提案

「Gastronomic Journey ― 畑からはじまるひと皿」は、まさに“体験するランチ”。
おしゃれとか、美味しいとか、それだけでは言い表せない、深い満足感が残りました。
美味しいものが好きな方はもちろん、自然の中でリフレッシュしたい方や、日常をちょっと離れてみたい方にもおすすめです。
畑からはじまる、あたらしい“食”の旅を、KURKKU FIELDSでぜひ体験してみませんか?



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